銀行窓販の保険の評判はどうか?メリット・デメリットについて

通りに面した銀行の窓には「無料保険相談受付中」とか「保険を見直しませんか」といったフレーズの宣伝文句が踊り、保険会社や保険ショップと見間違うほどです。

ここまで保険の販売に力を入れている銀行の事情や銀行での保険販売の実情をまとめました。

銀行窓販の経緯

昔から、預金は銀行、株は証券会社、保険は保険会社と相場は決まっていました。しかし、段階的に相互の垣根が低くなっていきます。まず、2002年に個人年金、2005年に一時払終身保険の銀行窓販が解禁になりました。

そして2007年全保険商品の銀行窓販が解禁となりました。これにより、銀行が生命保険を大々的に販売できるようになったわけです。

銀行が保険を売るとは言っても、銀行が独自の生命保険を開発・販売するわけではなく、あくまで生命保険会社と募集代理店契約を結び、その保険会社の保険商品を販売することで、販売手数料を得るというビジネスモデルになっています。

複数の保険会社と提携

たとえば、みずほ銀行の場合、以下の保険会社と代理店契約を結んでいます。

  • 第一フロンティア生命
  • 朝日生命
  • アフラック
  • 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命
  • 太陽生命
  • 東京海上日動あんしん生命
  • PGF生命
  • マスミューチュアル生命
  • 日本生命
  • フコクしんらい生命
  • 三井住友プライマリー生命
  • 明治安田生命
  • メットライフ生命
  • 損保ジャパン日本興亜
  • 東京海上日動火災
  • ネオファースト生命
  • 住友生命
  • オリックス生命
  • メディケア生命

銀行が販売する保険の主力商品

銀行は、一般の保険会社や保険代理店が販売している保険商品を、ラインナップとしてほとんど取り揃えてはいるものの、実際に販売している保険商品はいくつかに絞られます。

一時払終身保険:契約時に保険料を一括で支払ってしまうタイプの終身保険です。死亡保障は一生涯続きますが、加入目的は死亡保障というよりも、資産運用の色合いが強いです。契約後数年は、支払った保険料よりも解約返戻金が下回るものの、それを過ぎれば解約返戻金が上回り運用益が出ます。

一時払外貨建て終身保険:一時払終身保険の外貨建てバージョンです。円建てよりも予定利率(保険会社が保険契約時に顧客に約束をする運用利率)が高いのが魅力です。いっぽう、保険金や解約金を受け取る際、契約時よりも円高の場合、為替差損が発生してしまいます。

一時払の保険が多い理由

銀行にとっては、売り方が簡単だからです。

一時払の保険は保険ではあるものの、銀行がこれまでも取り扱ってきた資金運用商品として販売することができ、保険の保障部分について十分な知識がなくても済みます。

また、銀行は顧客の資産データを握っています。預金残高がある顧客に対して、その資金を一時払いの保険にスライドする提案をするだけで、比較的簡単に販売することができます。

平準払は不得意

平準払とは一時払いの対義語で、月払や半年払い、年払いといった払い方のことを言います。

つまり平準払は、まとまった資金の運用という目的ではなく、長期的な死亡保障や貯蓄を目的とする場合の保険料の払い方ということです。

銀行の保険販売では、平準払の保険はあまり販売していません。

というのが、資金の運用については知識や経験があっても、死亡保障については販売の知識や経験がなく、どのように提案すれば良いのかわからないからです。

銀行の保険窓口の担当者は、ファイナンシャルプランナーの資格を持っている人も多いのですが、それでも顧客に対して、いくらの保険に入ればよいか、適切なアドバイスができない人も少なくありません。

まとめ

銀行の保険販売は解禁から10年が経ちましたが、保険会社や保険ショップと比べれば、販売担当者の専門知識やスキルの面で、肩を並べるところまではいっていません。

一時払いについては、加入目的がどちらかというと死亡保障よりも資金運用であるため、同じような金融商品を従来から取り扱ってきた銀行でも問題はありません。

しかし、平準払については、死亡や入院などの経済的リスクをどのように保険でカバーするのか、具体的かつ論理的に提案できる人の数が、銀行窓口にはまだ少ないのが現状です。保障を考えるなら、銀行ではなく保険ショップで相談することをおすすめします。

関連記事:銀行窓販について【金融×保険、資産のトータルプランニングが可能】








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